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 ノーマルタイヤで日本海を目指せ! 信州車内泊の旅

4日目 (03/04/06/日)編

8時過ぎに起きる。今日でこの別荘を発つので、使わせてもらったところの掃除片づけをしつつ荷物の整理をする。キャンピングストーブを出して湯を沸かす準備をしつつどのカップめんを食べようかな・・なんてやっていたら下のYさんがやってきて、「お茶でも飲んでいきなされ」とのこと。はは、お茶すか。まぁ今日は最終日だし、のんびりするか・・・と、適当にカップめんをつかんでYさんの家へ。

Yさん宅に入ってお茶を出してもらうと、ついでに「朝食に」と「おやき」を出してくれた。信州名物?なのかは知らないが、この「おやき」とは小麦粉か何かで作った皮の中に野沢菜とかを入れて焼いたもの。肉まんみたいな感じだ。何度か信州に来た時にお店で買って食べたことはあるが、手作りは初めてかな。

カップめんがあるものの、せっかく出してくれたんだし・・とおやきに手を出す。が、これがウマい!おやき専門店で買って食べたことのあるヤツよりもおいしいし具沢山だった。写真を撮り忘れたのが悔やまれるくらい。2つほど食べさせてもらい、残りの蒸してないやつをお土産に頂いてしまった。
あとで両親に聞いてみたところ、どうもこのYさんの作るおやきは相当おいしいと評判らしい。うーむ、おふくろの味ですなぁ。


なんだかんだと話をしていたらまた12時になってしまった。ヤバイヤバイ、これではもう一泊しないと帰れないじゃないか。いったん別荘へ戻り、荷物を車に積み込んでから地図で今日のルートを計画する。今日はもう帰るから、高速道路沿いに山道を走って、疲れたら高速に乗って帰るつもり。新地蔵峠、四十八曲峠、修那羅峠、青木峠をチョイス。なかなかいいヘアピンっぷりをしている。


↑雪やら泥やら、轍の落ち葉やらでドロドロのCUBE。あと1日、しっかり走ってくれよ!


↑別れ際に、Yさん夫妻と記念撮影。お世話になりました。


まず、長野市から上田市へ抜ける新地蔵峠(1033m)を登る。「地蔵峠」っていう峠はダートか何かで聞いたことがあるけど、「新」ってことは新道なのかな?旧地蔵峠ってのはどこにあるんでしょうかね。
新地蔵峠は特にこれと言ったことの無い峠。道も比較的綺麗だし、ちゃんと片側一車線。

新地蔵峠を順調に登っていたら、地元ナンバーの1BOXが後ろにぴったり張り付いてきた。あからさまに煽っている感じ。走り屋という感じではなく、家族連れの1BOXだ。(ラルゴだったかな?)
気分悪いので端によってさっさと行かしてやりたいところだが、待避所や路肩が無くてしばらく嫌な気分で登る。登りの直線になった瞬間、後ろの地元ラルゴはめいっぱいエンジンを吹かしてこっちを追い抜いた。別にちんたら走っていたわけでもないので若干癪に障るが、ここでイライラしてもしょうがない。普通に先に行ってしまえ・・と思っていたが、このラルゴ、勾配が上がるにつれてどんどん遅くなってくる。

向こうの方が排気量があるとはいえ、こっちは一人しか乗ってないから上り坂では多分こっちの方が速い。後半は普通に追いついてしまい、こっちがアクセルを緩めることに・・。CVTをSPORTモードにすれば抜き返すことも出来ただろうけど、無駄なのでやめた。
走りなれた峠道で、初心者マークの県外ナンバー車が前を走っていたらなんとなくうざったいのも分かるけど、なんだか納得いかないなぁ・・と思った出来事。



↑新地蔵峠頂上駐車場に到着。なんかすごいエンジン音が聞こえるので走り屋か?と思ったが、どうも聞こえる方向が崖の下。写真左のガードレール脇に行って下を覗く、なんだかダートコースのようなものがあってラリー?か何かをやっていた。ダートのサーキットかな?あんまし詳しくないけど。

頂上駐車場にあった公衆トイレで用を足してから峠を降りる。頂上にある石碑みたいなものもあったのだが、周囲が深い雪に埋まっていて近づけなかったので断念。



↑峠を下って上田市街のコンビニで昼食。カツカレーをチョイス。見た目のボリュームに対して底が浅い。ちょっとだまされたかと思ったが、意外と満腹になった。車内がカレー臭い。早く走りだして換気しなければ・・・。

昼食後、四十八曲峠へ。本当に48箇所コーナーがあるのかは知らないが、なかなか気持ちのいい道だった。


↑一番いい感じのところで、こんな感じ。枯れ木でもいい味出してるから、紅葉シーズンなんかは良いんじゃないかな?でも、舗装がひび割れていてあまりよくない。


↑なんとなく笑ってしまった看板。
自分はきのこを食べるのは平気なのだが、生えているきのこを見ると背筋がぞっとするくらい気持ちが悪く感じるので「きのこ狩り」なんてかなり信じられない。よく触れるよなぁ・・と。


↑すっかり色あせて読み取りにくくなっているが、四十八曲峠にある碑。


↑その近くのトンネル。反対側の景色が良かったのだが車を停められるところが無かったので、いったんこっち側に停めて歩いて反対側へ。中には照明がなく、気をつけないと車に轢かれてしまうのでマグライト片手に歩いた。

この先の修那羅峠は、書くことが何も無いくらい印象に残らなかった。気づいたら超えていた感じ。だが、この次の青木峠は違った。俺が今まで走った舗装路の中では(といってもそんなに走ってないけど)、一番道が悪かった。ひび割れているなんて当たり前、ところどころ大穴が開いてるし、砕けたアスファルトでほとんど砂利道みたいになっているところもあった。見晴らしは悪いし、狭いし・・・。一応国道なんですけどね。

ぜひ路面を写真に収めたいと思っていたのだが、なぜか前にも後ろにも車が。待避所が無いから追い越してもらうわけにも行かないし・・・。かといって片手運転もできず(狭いし、常にハンドルを切っている状態。しかも轍でハンドル取られる・・)一枚も撮影できなかった。
せっかくなのに情報が少なくて申し訳ないけど、ちょっと不気味な山道を走ってみたい方、青木峠はオススメです。ただし、一応国道ということもあり車はそこそこ多のでお気をつけて。


前を走るボルボS60にくっついて峠を下り、そのまま豊科ICから長野道へ乗った。後は高速道路でチンタラ帰るだけ。この旅もほとんど終わりだ。

しばらく高速を飛ばして、双葉SAにて一度休憩。ちょっと疲れて眠気があったので降りて運動。SAで一泊も考えたが、高速が空いているから今日中に帰れるだろう・・と、先へ進むことにした。地図でルートを確認し、掲示板に書き込みをした後出発。

by まごころ

ただ今中央自動車道双葉SAです。今日帰るか明日帰るかはまだ不明です。

眠気が先か、自宅到着が先か…ですね。
ではまた。

..2003/ 4/ 6(Sun)18:59



↑たぶん双葉SAで撮った写真だと思うのですが・・・・。よく覚えていない。でもSAには一回しか止まらなかった筈だしなぁ・・・。記録してないので良く覚えていません。


休みだけどスカスカの高速道路を飛ばして、自宅近くのICで降りた。こんなに車が多い道は久しぶりだ。4日間、信号どころか車すらいない道ばかり走っていたので体がそれに慣れてしまっている。気をつけないと追突でもしてしまいそうだ。

そして、21:30に自宅到着。ふぅ、よく走ったぜ。早速掲示板に書き込み。

by まごころ

21:30自宅到着です。

かなりハイペースで中央道を飛ばし、
太っ腹に八王子バイパス(有料)を使用しました。

双葉SAで「ほうとう」を売っていたのですが、
呼び込みのお兄さんのツバが大鍋に次から次へとダイブしているのを見てしまい、
買うのをやめました(笑)

結局、途中の「かつや」でカツ丼・・・。まぁ、俺はこんなもんです(笑)

走行距離は1000kmにちょっと及ばず996km。
「旅行」のつもりが、いつの間にか旅になってしまいました・・。
あまりしっかり記録を取っていませんが、ダイジェストくらいはUPしたいなーと。

>>野宿営業マン さん
>>ぼくぴぃ
応援ありがとうございました! では、本家掲示板でまた。

..2003/ 4/ 6(Sun)22:06

疲れた。早く寝ようっと。

走行距離 343km (累積996km)

<3日目 (03/04/05/土)編へ

■なんとなくあとがき
今回は高速道路を使ったり食事はコンビニ弁当を使ったりと、「旅」というか「旅行」気分で遊んできました。もともとHPにUPするつもりはなく、まともな記録も取っていません。要望があったし、結局旅まがいの旅行になってしまったのでUPしましたが、内容が薄いのはそのせいです。スンマセン。
後半手抜きしているように見えますが、特別感銘を受けなかったり、記録が無かったり、写真が無かったりしているだけですので・・・。

出発する時に「車内で聞こう」とMDなど色々持って行ったのですが、結局高速道路と市街地以外ではほとんど聞きませんでした。エンジンの音と風を切る音を聞いているだけでなんだか楽しく、それが一番のBGMだったかな・・なんて思っています。CUBEはエンジン(ミッション?)の音もうるさくロードノイズも拾いまくりですが、自分はそういうところが好きです。機械とか車とかが好きだからですかね。こうなると、もうバイクに乗るしかない気がしてきました。

それにしても、毎回のことですが自分が自転車やら車での旅を終えて自宅に帰っても両親は「あ、おかえり」程度なのにはオドロキです。今はもう年齢では大人ですが、高校生の頃からこうだったなぁ・・と。まぁヘタに心配されても困りますが。なんでも、「心配してないわけじゃないけど、じゃぁ行くなって言っても聞かないでしょ?」とのこと。ハイ、ごもっともです。

旅慣れた人から見たら、つまらん事に驚いたりよくある景色に「すごい」と言ったりと未熟者爆発していると思いますが、これからもぜひよろしくお願いします。
では、また次の旅まで。夏までどこにも行けそうにありませんが・・・。


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