TOP野宿旅TT250Rで行く! 北海道24日間の旅

 TT250Rで行く! 北海道24日間の旅


■24日目(04/09/13)編

◆ダラダラ◆

今日はゆっくり出発して家に帰るだけなのに、ふと目を覚ましたら午前5:30だった。早起きは苦手なのだが、旅の間は癖が付く。
隣では群馬君がまだグーグー寝ているので何度か寝なおしたが、結局午前8時に起床。ちゃんとした朝食を頂いてしまった。

今日はもう家に帰るだけ。家までの道のりが面倒でもあったし、旅はもう終わりということを受け入れたくない気持ちがあってかなりダラダラしてしまった。
それに群馬県の高崎あたりは猛暑で良く報道されるだけあってかなり暑く、北海道帰りの体にはちょいときつかった。もう9月中旬になろうとしているのに、ジリジリ照り付ける太陽は真夏と変わらない。

夜中に走るのは嫌だが、この暑さは耐えがたい。日が暮れ始めてから出発する事にした。


◆ハゲタカ◆

彼の家は自動車販売・修理屋さん。ジャンクヤードのようなところがあり、ガラクタ好きの俺には堪らない環境だった。当時はちょうど自動車リサイクル法の施行前で、もうすぐまとめて処分するとのこと。ちょこっと部品を剥いでもいいですか?と聞いたら好きなだけ持っていけと言って頂けた。


当時計画していたオイルクーラ製作の材料として、パワステフルードクーラをゲット。

群馬君はそんな俺を見て「そんな物何にするの・・・?」と不思議顔。大して興味も無い感じだった。俺からしたら彼はうらやましい環境に居るが、もし俺も実家が自動車修理工場だったら、彼と同じように大して興味を持たないのかもしれない。


◆いざ、出発◆

日も傾いてきた17時頃、荷物をまとめてバイクのところへ行くと猫が俺のバイクの上で寝ていた。


「やっべ、見つかっちまった!」という表情がGood.
ちなみにこの猫、群馬君は「飼い猫だ」と言い張るが、8〜9割は野良である。
(おしっこしないなら好きなだけ寝てもいいけど、ガソリン臭いだろうに。)


荷をまとめ、ご両親に御礼を伝えて17:20に群馬君の家を出発。距離を考えると200kmも無いけれど、群馬⇔東京を繋ぐR254はトラックがかなり多く、気を引き締めないといけない。

ひたすら青看板の案内に従いせっせと距離を伸ばす。車の流れはかなり速く、80km/h以上でずっと走り続けた。エンジンオイルもとっくに交換時期で、気になり始めるとエンジンの音さえ悲鳴を上げてるように聞こえてくる。とにかく、自宅まではちゃんと走ってくれないと・・・。



特にバイパスになっているところはかなり流れが速く、時々トラックがすごいスピードで追い越していくのでけっこう怖い。
(とか言いながら走行中に写真を撮る俺)



地元ナンバーの車がチラホラ出てくると、少しほっとした。


最後は2時間以上休み無しで走り続け、21:45に自宅へと帰り着いた。



長かった・・。


最終日に雨に降られた前回の四国ツーリングよりはいくらかマシだが、やはり北海道に慣れた後街中を走るのは大変だった。

たった4時間程度の道のりだったが、どっと疲れが出て荷物の整理もほどほどに眠りに付いた。色々有ったが、無事に戻ってきた。

フロントタイヤは溝無し。エンジンオイルも換えなければいけないし写真の整理や旅行記の作成など、やることは山盛り。それでも、頭は来年の夏休みについて考えているのであった・・。



走行距離:146km(累積3838km)
出費:582円(累積62449円)



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