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BB弾 弾速測定器 |
■前書き (駄文です。飛ばしてもOK!) 私”まごころ”は、物心ついた頃から「機械」が好きだった。小さい頃から人間の能力を遙かに越える力を出すことの出来る機械(器具)に漠然としたあこがれを持っていた記憶がある。 そのため、一般的なものとしては車や工作機械、建設機械、土木機械・・・。そして果ては銃や爆弾といった兵器まで「強大な力を持つもの」はいまでも大好きである。 そんなわけで、中学校時代からエアガンに興味を持ちだし、(経済的に自立していないにも関わらず)細かいパーツや消耗品も含めると延べ15万円近いお金を投入してきた。そんな風に一時期かなりハマったエアガンだが、今回はその弾(BB弾)の発射速度を測定する装置を作ってみたいと思う。 ■それで? ところで、みなさんはそもそも「弾速測定器」なるものをご存じだろうか?弾速測定器とは、その名の通りエアガン(実銃も)の弾の速度を測る機械である。エアガンの場合はチューンナップの結果を確認するためとか、サバイバルゲームのレギュレーション(銃の規格とか)チェックに使われる。実銃の場合は・・、なんなんだろうね(爆) ま、まぁとにかく、私のように「力」を愛するものとしては、色々と各部をいじったりしている内に 「自分の銃のパワーはどのくらいなんだろうか?」とか 「ここを改造したから初速はどれくらい変化したんだろうか?」 とか色々知りたくなってくる訳なのだが、いかんせん市販の弾速測定器は高い!とても個人の趣味で買うような計測機器ではないのである。 この「自分の家で手軽に弾丸初速を計測したい」という夢(大げさ)は、この趣味を始めた中学生から、もうすぐ成人する年になる今までずっと思い描いてきた事なのである! ■運命の出会い (またまた大げさ) そんなある日、私は別件(電子工作関連)で色々調べているときに、すごい人のページを発見してしまった! それが RUUさんの運営する RUU's Page (RUUの趣味のページ) だ。 TOP>電子工作やクルマ>エアガン用弾速計の作製 で目的のページにたどり着く。 この人、私も一応扱えるPICで弾速測定器を作っているではないか!というか、なんで今まで自分で作るということを思い付かなかったんだ!<自分 (構想中だった「ミニ四駆にマイコン搭載計画」が既に実行されていて悔しかったのは秘密である^^;) と、言うわけで、RUUさんのページを見たり質問したり(お世話になりました)して、自分で製作することにしたのである。 ■目標 これを作るにあたって、みなさんが作っている物のコピーではつまらないので、基本機能の他にも自分なりに色々な機能(無駄な機能)を搭載してみることにした。 1)初速計測機能 当たり前ですね。50m/s〜150m/s程度の範囲を測定できて分解能は0.1m/sがベストだけど、無理だろうなぁ。 2)秒間連発数測定機能 せっかく電動で連射できる銃なんだし、一秒間に何発弾を発射できるか計測できなきゃね。ここまではパクり。 3)残弾表示機能 映画「エイリアン」を見て思い付いた。自分のマガジンの弾数を入力しておき、撃つ毎にメーターが下がっていくシステム・・・。かっこいい! 4)LCDと7seg両用による分かりやすいインターフェース ただ単に、プログラムのやりやすさと見やすさから採用。(専用Cライブラリがあるので、結線するだけで使える) 7セグメントLEDはLCDがあるので必要なかったが、残弾表示時に見た目がかっこよさそうだから採用。 5)計測部分とコントロールユニットの分離 私の所持する銃は、「フロントヘビーだ」とか「銃身長長い割にがたつきが多くて命中精度悪い」とか「でかいくせにミニバッテリー」など酷評されまくりのSIG SG-550。(でも、私は好きだから万事OK!) 残弾表示機能を搭載するとなると、マズルにセンサを取り付け、カウンタを見えるところに置かなきゃ意味がない。そういうわけで、分離することにした。 ■部品調達 秋葉原の秋月や千石電商、タカヒロ電子、そして町田の東急ハンズ等を廻り、材料を集める。赤外線の波長の合う赤外LEDと赤外フォトトラを見つけるのには苦労した。 ↑買ってきた部品。左下のバッテリと中央の導電スポンジは、今回の製作には関係ない。 参考までに、 赤外LED→SHARP製GL537 秋月電子で70円くらい 赤外フォトトラ→TOSHIBA製TPS601A タカヒロ電子で200円 を使用している。あとは制御にPIC 16F873を贅沢に使用。 センサとコンソールボックスを別にするつもりなので、信号線用に4芯のケーブルを買ってきた。 ↑センサユニットのための部品。左下のように組み合わせて使う。 実はこの塩ビ製ジョイント、うまいことにSG550のフラッシュサプレッサーの直径とぴったり。なおかつ、中がテーパーになっているので、ねじ込むとしっかり固定することが出来る。これは良い部品を見つけたゼイ。 ■製作 ↑コンソールボックスのレイアウトイメージ。ポート数の関係で表示用LED2個は廃止された。 「使いにくそう」という意見が多数を占めるであろうが、私のメカニカルデザインの趣味でこうなった。 アマチュアなんだから、なんだってOKサ! ↑製作中の様子。「基盤サイズを小さくするぜッ!」と意気込みすぎて、ゴチャゴチャしたよく分からない配線になっている。しかも製作がとぎれとぎれなので、毎回プログラムと配線を思い出すのが大変だったりして(笑) ↑配線剥き出しなものの、一応の完成をしたセンサ部分。左の塩ビパイプにSG550のフラッシュサプレッサーをねじ込んで使用します。そこがみなさんの作っている「定置型」と大きく違う点かな。詳しい作り方はRUUさんのページを見てください(笑)外付けのセンサなので、どうやって周りを囲うか考え中です。あと、塩ビパイプのネズミ色はなんとかしたいな。 現在ほぼハードウェアは完成していて、残りは最大の難関プログラムです。完成はいつだろうな・・・。 何かご質問等あればメールアドレスへ。分かる範囲でお答えします。 <2009/10/13追記> 製作を途中で中止し、過去の遺物となりつつあります。09年現在で7年前の作品。時が経つの早いものです。とりあえずアーカイブとして残しておきますが、復活することは無いでしょう。 |
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