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旅の相棒 TT250R

■ヤフオクの中国製謎バッテリに挑戦

いつから付いているかも分からないバッテリがとうとうこの冬に息絶えた。補充電してもクランク1〜2回転が限界では役に立たない。俺のTT250Rにはキックが付いていないし、一人では押しがけも出来ないからバッテリ上がり=始動不能である。

元々付いていたGSバッテリのGT7B-4というバッテリは、バイク用品店などで買うと9,000〜10,000円するし、安い通販を探しても7,000円以上はする。そこで真っ先に思いついたのは秋月電子のバッテリだ。ここだとちょうど大きさが同じ12V7.2Ahのバッテリが3,500円+送料で買える。しかし端子がファストン端子というタイプであり、配線とバッテリケースを加工しないと収まらないことが分かったのでボツとなった(元々UPS用なので振動に耐えられないとか言う噂もあった)。

次にYahoo!オークションを探すとGT7B-4の互換品が数種見つかった。重いバッテリをオークションで買うと送料のためかえって高く付く可能性があるから注意が必要だが、一番最安値で、しかも送料が520円と比較的安いバッテリを半分ネタで買ってみた。



謎の中国製バッテリHT7B-4。
Hipwは「ひぷぅ」と読むのかと思ったらHi-Powerの略らしい。なんだそれは。ちなみに送料込みで4,320円であった。ビニール袋に入っているのは端子部のネジ。


出品者(業者さん。おそらく大量に輸入して売っているのだろう)からのメールには「バッテリに接着等が付いている場合がありますが、工場出荷時の物で新品未使用です」と書いてあった。



実際、なんだか汚い。接着剤がベットリ。


接合部など、なんかはみ出してるし。


まずテスタで測ってみると初期電圧が12.78Vだった。ん?13Vちょっとは出てて良いんじゃないのか?まぁ想像の範囲内なので補充電したところ13.2Vまで上昇した。しかし翌日取り付ける前にもう一度測ると12.7V。どうなってるんだ?

しかし深いことは考えず、さびていたバイク側の端子をサンドペーパで磨いてから取り付けした。サイズ的にはGT7B-4と全く同じ物である。



こんな感じに付きます。-端子に赤い線が繋がっているけど、これはグリップヒータの配線をするときに色を間違えただけなので気にしないように・・。


さっそくエンジンをかけてみると「うわっ!こんなにセルは速く回るのか!」と驚いた。今までは5回ほどクランキングさせていたのが2回くらいでエンジンが始動する。ひとまず不良品でないことは分かったから、後は寿命だな。でも、GSバッテリの約半額だから1〜2年持ってくれればお得ということになるだろう。

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現在交換後役1ヶ月経っているが特に問題なく使えている。むしろバッテリを新品に換えたことにより、エンジンをかけるときの「ああ、ちゃんとかかるかな・・・」という不安が払拭されバイクに乗るのがより楽しくなった気がする。
最低限のメンテナンスをしないと一番重要な「乗る楽しさ」も半減してしまうのだなと改めて感じてしまった。


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